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2014年09月11日

郡上おどり、それはロックな夏フェス


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踊りシーンの最前線に立ち続ける覚悟はあるか?



私の住んでいる岐阜県のど真ん中あたり、飛騨高山や白川地方を北に接した奥美濃地域に「郡上市」があるのですが、こちらの八幡町では毎夏約2か月に渡って「郡上おどり」が開催されています。
日本三大盆踊りの一つとか、重要無形民俗文化財とかうやうやしく称されておりますが、実はとてもロックでラウドなフェス
そんな郡上おどりに先日遊びに行って参りました。



小京都とも称される風情のある街並みも、日が暮れてくると昼間を楽しんだ観光客さんが帰路につき、ちらほらと浴衣姿の紳士淑女が姿を見せ始めます。
郡上おどり開始時刻は夜8時から11時というガチな時間帯
夏祭りとは一線を画するナイトフェスに向けて、腹ごしらえの他に早速アルコール・インされている方たちもいらっしゃいます。

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郡上に遊びに行ったら必ず食べる奥美濃カレー
地域グルメをコンセプトに地元のお店が様々なカレーを提供してくれています。
この日はマルミツさんでチキンカツカレー。
元気出る!やるっきゃない!(踊りを)


そして「ライブはファッション」と言わんばかりに粋なのが、華やかな浴衣のアレンジっぷり。
老いも若きも男も女も、踊りに映えるように着こなすのが郡上流。

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郡上おどりはもちろん生ライブ。
3時間の長丁場を、ベテランの唄い手&演奏で盛り上げます。
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さて、この郡上おどり。
何百年と郡上の地に伝わる風物詩ですが、その発祥は江戸時代とも言われています。
当時のお殿様が民をまとめるために奨励したとか、施政の不満を抑えるためだとか、色々な民謡や念仏踊りが融合して伝えられ、そしてアレンジされ続けてきました。
お盆の期間は身分フリーの無礼講フェス、民奨励のダンスイベントでありながら、あまりの盛り上がりっぷりにどうもお城(郡上八幡城)のお侍さんもこっそり参加していたらしく、1820年の「城番年中行事」という触書には「家臣及びその家族は踊り禁止」という文言まであったとの事。

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身分を隠してまでしても踊りたい踊りがある…


また、太平洋戦争時のギチギチの監視下でも毎年8月15日にはお上の許しが出て開催されておりましたが、何と終戦日の昭和20年の8月15日も踊り決行
公的な自粛ムードの中、自然発生的に広がる踊りの輪。

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英霊にあやかってまでも踊りたい踊りがある…
まさに踊りロック魂。



同じく日本三大盆踊りで、専門の踊り子さんの美しい踊りを脇で観覧する「秋田の西馬音内盆踊り」や「徳島の阿波踊り」とは決定的に違うところが、つまりは全員参加というところ。
老いも若きも男も女も、一体感あるコール&レスポンスが勢いあって熱い!

この日のセットリストは、「かわさき」「春駒」「三百」「げんげんばらばら」といった定番曲を中心に、実は初体験だった「猫の子」など数曲をループ。

「猫の子」は本当に面白い!
猫っぽいしなやかでトリッキーな動きと「にゃお〜ん」の掛け声、踊りっぷりも初心者ガチガチな私は一番外の列でナゾの猫踊り(?)に…。

(郡上おどりのイイところは、踊り列への参入や離脱がフリーなところ。疲れたら列を抜けて休憩や食事してもいいですし、復帰すればガンガンと列に食い込んでもいい感じです。踊り初心者は外側の列で、内側のマスターさんの踊りを見ながらチャレンジできるのでペース配分がしやすく助かります〜)

そして、郡上おどりきってのキラーチューンと言えば「春駒」。
アッパービートの春駒も二順目以降にはさらにヒートアップ…!
参加者の盛り上がりも最高潮、唄い手さんのノリノリっぷりもヒートアップし、オイ!オイ!とコールの振りも熱気を帯びてまいりました!

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夏の期間の毎週末に開催される郡上おどり、お盆の期間は最強に盛り上がる「徹夜おどり」が開催されます。
文字通り夜を越えて朝方5時まで踊り続けるという本当にガチなイベント、通常開催日にしか郡上おどりに参加した事がない私ですが、いつか行ってみたいですね…(体力勝負)

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踊り終了後、帰りは奥美濃の山々を高速道路で飛ばして帰宅!
日帰りで郡上おどりにふらっと参加、このさっくり感なら徹夜踊りも挑めそうですね!

帰宅後、バテバテで着の身着のまま寝落ちしておりましたが…(体力勝負とは)



郡上おどりコラム、最後までお読み頂きありがとうございました!




posted by スミ at 22:21 | Comment(0) | コラム