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2014年09月29日

勇気を出して初めての武将フェスinセントレア(2)

こちらの記事から続きまして、去る9月15日に中部国際空港セントレアで行われておりました「第参会全国武将隊 天下一決定戦〜宴〜」のフリー観覧ステージに遊びに行って参りました。
とにかく武将隊に演武にと初めてづくし、右も左も分からない中でも全11ステージたっぷり楽しませて頂けた思い出に、引き続きレビューさせて頂きたいと思います!



安芸ひろしま武将隊さんに続いて二番目、同じく歌中心の演武は「神戸・清盛隊」の皆さん。
キャッチーな楽曲の覚えの良さは抜群、平家の皆さん本当に歌が上手い!
身のこなしも爽やかで、パートごとの快活なポジション移動や時折交わすアイコンタクトは、完全に「平安のアイドル」そのもので感服。歌メインの構成はとても好みなので、お披露目下さった数曲だけでもとても楽しかったです。
公家風モチーフの涼やかで華やかな衣装もダンスで映えますし、計算された風を感じさせない自然体なチーム感(一蓮托生感?)も逆に安定感と貫禄すら感じさせますね。
この華やかな楽しさは、応援するファンの方がたくさんいたのも納得です。(周りの多くの方々がピンクの清盛隊Tシャツを着てみえたので!)
まだまだ他にも演目をお持ちの事、ぜひ他のナンバーも拝見してみたいなと思わせてくれる武将隊さんでした。

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個人的に安芸ひろしま武将隊さんに次いで熱かったのは「土佐おもてなし勤王党」の皆さん。
何というか、ライブかミュージカル形式の演武にはホイホイ釣られるわけなのですが(…)土佐おもてなし勤王党さんの溢れんばかりのミュージカルっぷり、立ち居振る舞いやテンポの良さ(人物紹介は特に秀逸!)、明るい彩色で構成された衣装デザインまで本当に気持ちの良い音楽劇の持つポップな歌&ダンス。紹介楽曲もたくさんあって、他のナンバーもぜひ聴いてみたいし見てみたいと思わせてくれるほど。
幕末とミュージカルって、本当に相性がいいですね。
普通に演劇としてホールでお披露目しても成り立つような地力も感じまして、さらにたくさんのナンバーを拝見したいなと思わせる武将隊さんでした。

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武将2人と姫様の3人でお目見えしたのは「熊本城おもてなし武将隊」の皆さん。
野性味溢れる二武将の重厚感、そして凛としたあま姫さんの日に焼けた肌も実にワイルド、屋外で精力的に活動をなさっている様子が想像できます。
切れ味鋭いダンスにヘビーさを感じさせる殺陣、展開も実にクールで、骨太のエンターテイメント性にはEXILE的(?)な男らしい魅力が凝縮されていますね。
生で見ると本当に迫力満点、圧倒される熱気と気迫でした。3人でこれだけの持ち味ですし、他のメンバーさんも揃うと有無を言わさず圧巻なのではないでしょうか。
このハイレベルのダンスや殺陣をあの熊本城でご披露されているというだけで、ぐっとくるものがありますね。様々なバリエーションもぜひ拝見してみたいと思わせられる、熱い演武に惹きつけられた武将隊さんでした。

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歌メインの演武にはやっぱり惹かれるので、とても楽しめたのは「あいち戦国姫隊」の皆さん。
あでやかなお着物&袴の出で立ち、そして最初からテンション全開な歌&ダンス!女子で袴でダンスアクション、ぐっとくる組み合わせです…。
歌もとても上手くてナンバーも秀逸、軽快なアップテンポもしっとりバラードもお披露目頂けたのは、一ステージがぎゅっと濃縮された感じで良いですね。楽曲のバリエーションが豊富で、演武の中に色々なパターンを入れ込む事ができるというのはすごく強みだと思います。
戦国女性をピックアップしたメンバー構成が持つ美しさと華やかさは、実に会場の華でした。武将隊というカテゴリの中でも、女性チームがいるというのは確実に色が添えられるし深みが増しますね。個人的にはもっと女性メインの隊が増えたらいいなと思うので、姫様たちにはその安定感でぐいぐいと先駆けていってほしい武将隊さんでした。

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フルメンバーで鉄壁の布陣の「グレート家康公「葵」武将隊」の皆さん。
家康+四天王+古参武将という配置が持つ熱さと存在感、だけどどこか懐かしさも感じさせるローカル的なカッコよさというものが前面に出ていますね。
この日は「みんなでおどろう」的なスタンスの堪忍をどりで盛り上げて下さいましたが、家康語録を織り込んだオリジナル踊りソングがとにかく楽しい!
抜群の安定感を感じさせる立ち居振る舞いの中に、どこか「おらが村の若武者さま」的な親近感も感じるのは、良い意味での地元感溢れる楽曲センスと、客席まで広げる柔軟なMCにあるのかもしれません。
かっこいいのに親しみやすいという雰囲気が、ホーム岡崎公園ではどんなスタイルでおもてなしなさっているのか、ふらっと行って覗いてみたくなるような武将隊さんでした。

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武将3人と陣笠2人でお披露目下さったのは「名古屋おもてなし武将隊」の皆さん。
名古屋圏に住んでいながら早や5年、ようやく直に見る事ができました!
噂には聞いておりましたが、さすがの貫禄と安定感ですね。この日のメンバーだった信長・利家・清正の3人の「らしさ」は抜群で、前座的な陣笠さんの軽快なトーク、そしてドラマチックな導入から寸劇、ダンスとスリリングな展開への繋ぎに安心感すら覚えます。
合間のセリフにも戦国的カッコよさのセンスが感じられ、センターポジションである信長公の存在感を引き立たせるような濃密な構成でした。
ずっと名古屋城に行けずじまいでしたが、これでご縁が繋がったように思います。ぜひホームの名古屋城でおもてなしの風景も拝見したい武将隊さんでした。

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豪華なメンバーで午後の後半一番手を飾ったのは「信州上田おもてなし武将隊」の皆さん。
それにしても、目を見張るのは強力なコンセプトの存在感!
真田家や家臣という枠ではなく、あえて幸村&十勇士で構成してあるのはものすごく楽しいですね。江戸時代から続くような講談モノ・大衆演劇のような「和ファンタジー」感もあり、集団演武の活気と熱気はシンプルにワクワクさせてもらえます。賑やかでかっこいいグルーブ感の詰まった歌&ダンスは、よさこいみたいなお祭りテイストも味わえて素直に拍手を送りたくなりました。
このスタイル、老若男女にストレートに愛されるのではないでしょうか。おじいちゃんおばあちゃんから小さいお子さんまで好きになれる、実に素晴らしい分かりやすさと説得力を持つ演武でした。

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仙台からいらっしゃった「伊達武将隊」のは政宗公と家臣・忍者2人の5人で演武。
舞台登場時から度肝を抜かれたのが、その圧倒的な男前っぷり
兜+鎧+陣羽織+具足に至るまでフル装備なのですが、トータル的な立ち居振る舞いのカッコよさは群を抜いていました。ムカデ兜初めてカッコいいと思った…鎧に着られてなくて逆に鎧を完璧に着こなすのが伊達スタイル…恐るべしチーム伊達。
スタンダードな殺陣メインの演武はとても重厚感あり、伊達家の相関関係やドラマも端々に垣間見れて、伊達好きや歴史好きにはたまらない構成ですね。
これだけ存在感のある男前っぷりだと、男子も女子も理屈なしに見惚れるんじゃないでしょうか。この存在感で、他にもあるだろう色々な演目もぜひ見たくなる武将隊さんでした。

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のぼう様と甲斐姫というアイドル(?)有する「忍城おもてなし甲冑隊」の皆さん。
ちょっと頼りないお殿様、勝気な姫君、頼れる家臣、ほのぼの陣笠…人物相関を非常に大切にした完璧なメンバー構成にまずはびっくりさせられました。MCとしての軽妙な掛け合いが楽しめるだけでなく、戦国という歴史感と日常的なアットホーム感が同居した唯一無二の魅力がありますね。
キャラクター性を生かした人物紹介と地元紹介は出色!面白いカラーで演出された演武は必見で、行田市と忍城の存在を強く認識させてくれたのはPRとしては抜群の存在感でした。行田市の事は深く胸に刻まれたのであった…。
忍城に行けば彼らに会える、という強い付加価値も感じられたのが素晴らしいです。コンセプトとスタイルにとにかく感心した武将隊さんでした。

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トリは、黒田親子率いる「福岡黒田武将隊」の皆さん。
これまでの武将隊さんの熱演でガンガンに温まった会場の雰囲気をゴッソリ持っていく位に強力なトーク、本当にズルイ!ハンパない!面白い!
官兵衛さんのボケ倒しに家臣ツッコミスタイルが冴える銀時さん、しっかり空気を持っていくイケメンの長政さん、そしてさらっと来てさらっと去っていく源さん…字面だけでもツッコミどころ満載なのですが、それでいてきっちり口上や演武もこなしていくのだから、演芸的なエンターテイメントのポテンシャルの高さにも驚かされました。
4人という少人数編成ですが、逆にそれを利用したフットワークの軽さを生かした活動をもっと楽しませてほしいと思わせてくれる武将隊さんでした。

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こうやってたくさんの武将隊が集まる事はなかなかないでしょうが、とても楽しいステージでした。
またいつか、それぞれのホームにふらっとお邪魔した時にお見かけして、こうやって初めてのおもてなしレポートを書けたらいいなあ、そう思える武将隊さんたちの熱演でした。

これでようやく武将隊に出会う事がかなったので、堂々と拳を振り上げる事ができます!
エイエイオー!百万一心!おいおいさ〜!(?)



それでは、長々とレビューをお読み頂き本当にありがとうございました!

2014年09月21日

勇気を出して初めての武将フェスinセントレア(1)

中部国際空港セントレアで開催された、「第参回全国武将隊 天下一決定戦 〜宴〜」最終日9月15日のフリー観覧ステージに行って参りました!


岐阜県(特に美濃地方)は土地柄愛知県に隣接し、政治的にも文化的にも歴史的にも、通勤通学ショッピングに至るまで名古屋圏といっても過言ではないのですが、愛知県がたっぷりと保有している戦国武将の数々でユニットを組もう!観光コンテンツにしていこう!という当時の名古屋市の取り組み、つまりは「名古屋おもてなし武将隊」はもうその結成当初からローカル局でバンバン特集が放送されていて、名古屋ローカルTV圏である岐阜住まいの私も、
「へ〜面白い取り組みだな〜見に行きたいな〜」
などと思っておりました。


そして5年の月日が過ぎた…(おい…)


近すぎて逆に見逃す愛知県の名所、こちらの通り名古屋城は未来訪のままというもったいない有様、もしかしたらご縁のないままに終わるかもしれなかった武将隊…。
そんなご縁を繋いでくれたのが「安芸ひろしま武将隊」の存在。
武将隊イベント初心者で右も左もわからず状態…ですが安芸ひろしま武将隊さんを生で見たい!と一念発起しまして、無謀にも武将隊の一大フェスを観覧しに行って参りました!

少しでも演目内容を楽しめるように参加される武将隊たちをホームページや動画サイトでざっくりと予習!
これで推して参る!いざ、出陣!!




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もんげー!すごい人ズラー!!
おさむらいさんがいっぱいズラー!!!



ステージは10時からだという事で、間に合うように車でひとっ走り。
通常は名鉄ミュースカイを利用しているので車では初めてセントレアに来ましたが、なかなか快適でドライブとしても気持ちいいですね。
大型ビューイングが設置されてある中央ステージには、すでに多くのファンの方がスタンバイして気合十分。新参の自分、緊張しながらも何だか盛り上がって参りました〜!


さて、今回安芸ひろしま武将隊さんをぜひ拝見したいと思ったのも、きっかけはちょっとした偶然からになります。
先月の8月上旬にお休みを頂けて、
「それならば初広島へ遊びに行こう〜世界遺産もあるし〜」
とライトな感じで広島へ観光に行かせてもらった事がありました。
とりあえず宮島と原爆ドーム、あとはもみじ饅頭買ってお好み焼き食べて…などと定番の観光ルートを踏破する中で、フリーペーパーのるるぶ夏版に紹介されていた武将隊の情報。
「へー広島にも武将隊がおるんやね〜」
宮島で「厳島の戦い」の案内看板を見た事も思い出して、ホテルでのまったり時間の合間に「そういえば毛利家の事、ざっくり三本の矢くらいしか知らないかも」とウィキペディア先生にアクセスしたのが決定打。

mouri_b.jpg 突如訪れた空前の毛利ブーム mouri_b.jpg

歴史背景もさることながら、毛利家と中国地方を取り巻く相関関係が実に面白い!
東海地方とは離れているため、戦国史的には一触即発する事のない遠い存在の中国地方。
だけれど、毛利家メンツのキャラ立ちっぷりから彼らを取り巻く味方に敵、濃ゆいエピソードも満載…うーん面白い…。

ただこの旅行日程、実は台風通過日にぶち当たってしまったせいで武将隊さんの演武を拝見する事はかなわず、広島城は普通に観光して帰路につきました。
こうなったらネットの力を利用する!と検索「安芸ひろしま武将隊」チェックしてみると、さらにびっくり。

岐阜城盛り上げ隊さんとコラボするの〜!?

戦国史的には特に関係のない美濃の斎藤家と安芸の毛利家。
ですが、色々な経緯があって西日本の武将隊イベント「安芸ひろしま夏の陣」に出場なさったようで、感慨もひとしお。

岐阜城盛り上げ隊さんに関しては、長い間岐阜城でコツコツと草の根で活動をしていらっしゃるのはこっそり存じておりました。
撮影タイムや来場者への道案内をほんわかやっているのを時々お見かけしては「頑張ってらっしゃる〜」と遠くで見守る感じの小市民なのですが、そんな岐阜城盛り上げ隊さんを通じて広島で岐阜をアピールする機会を設けて下さり、またその後の報告ブログなどでも岐阜をフィーチャーして下さっていて、かつてないほど広島に(一方的に)親近感のわく毎日

そんな感じで本当に遠くの方からさらに遠いご縁ですが、安芸ひろしま武将隊さんを生で拝見できるチャンスという事で、15日だけですが勇気を出してセントレアイベントに向かったわけであります。

安芸ひろしま武将隊さんのロックな演武は生で見たい!

実はご縁だけではない動機が、演武に詰め込まれたロックチューン!
色々な武将隊さんの演武YOUTUBE動画を拝見しましたが、個人的にクリーンヒットだったのも安芸ひろしま武将隊さん。
バリバリのロック節あり、オープニング〜曲〜MC的な演武の進行も完璧にロックライブテイスト。拳突き上げ系の振りやステージ映えする動き、何より生で歌っているというのがさらにライブ感を盛り立てていて、これはガチで見届けねば…!


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(色々と見切れてしまった…)

15日はトップバッターでご登場、五龍姫さん以外の毛利家男性陣5人で登場。
それにしてもお写真や動画からも思っていたのですが、本当に秀逸な衣装デザインですよね。
フロントに立つ三兄弟のメインカラーを赤・黄・青を基調とした衣装にして、後方の姫様をピンク、婿殿を黒、元就公は様々な色を組み合わせた感じで位置は後ろ手の中央、ビジュアル的なアイデンティティも抜群だと思います。
特筆すべきなのは、陣羽織の存在感!
色味や柄など本当に仕事が丁寧で素敵なのですが、激しく動いた時のひるがえり感が本当に素晴らしく、見ていて飽きません。

陣羽織バサバサ感(?)一押しは小早川隆景さん。
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キレッキレの長男、躍動感の次男と対比して、軽やかさを持つ殺陣なのでしょうが、それが青い陣羽織の動きとマッチして非常に涼やか。生で拝見できて嬉しい!

毛利隆元さんの動きは本当にキレッキレで素晴らしい。
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高身長で動きがきりっとしているので、センター映えしますね。細かい動作や目線にもセンスを感じます。
低音なお声は歌だけでなくMCにおいてもぐっときますね。

吉川元春さんのロック的な存在感は抜群!
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ライブにつきもののPAの不調やピッチのずれも一気に立て直す地力がありますね。
吉川らしい武骨な感じも残しながら、アクティブさをあわせ持つ現代的アレンジも素晴らしい。

殺陣が一番かっこいいと思うのが、宍戸隆家さん。
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立ち位置やお声も渋くて静かな存在感がありますが、宍戸さんが曲や殺陣に加わると舞台上の場のバランスがぐっと引き立ちますね。生で拝見できて本当に嬉しい!

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安芸ひろしま武将隊さんの魅力は、アレンジ力だと思います。
戦国+現代の組み合わせのバランス良いセンス、それに伴うかっこよさが一番発揮されているのが元就公の立ち居振る舞いですね。


戦国とロックの組み合わせは、個人的にとってもかっこいいと思っています。
今回、生ライブが拝見できて本当に良かった!
次はぜひ再び広島へ遊びに行って、ホーム広島城での演武を見に行かせて頂きたいです。

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フルメンバーでの演武もぜひ見てみたいです!岐阜から応援してます〜!


さて、他の武将隊さんも実に面白いステージをなさっていたので「勇気を出して初めての武将フェスinセントレア(2)」のレビューに続きます!




2014年09月11日

郡上おどり、それはロックな夏フェス


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踊りシーンの最前線に立ち続ける覚悟はあるか?



私の住んでいる岐阜県のど真ん中あたり、飛騨高山や白川地方を北に接した奥美濃地域に「郡上市」があるのですが、こちらの八幡町では毎夏約2か月に渡って「郡上おどり」が開催されています。
日本三大盆踊りの一つとか、重要無形民俗文化財とかうやうやしく称されておりますが、実はとてもロックでラウドなフェス
そんな郡上おどりに先日遊びに行って参りました。



小京都とも称される風情のある街並みも、日が暮れてくると昼間を楽しんだ観光客さんが帰路につき、ちらほらと浴衣姿の紳士淑女が姿を見せ始めます。
郡上おどり開始時刻は夜8時から11時というガチな時間帯
夏祭りとは一線を画するナイトフェスに向けて、腹ごしらえの他に早速アルコール・インされている方たちもいらっしゃいます。

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郡上に遊びに行ったら必ず食べる奥美濃カレー
地域グルメをコンセプトに地元のお店が様々なカレーを提供してくれています。
この日はマルミツさんでチキンカツカレー。
元気出る!やるっきゃない!(踊りを)


そして「ライブはファッション」と言わんばかりに粋なのが、華やかな浴衣のアレンジっぷり。
老いも若きも男も女も、踊りに映えるように着こなすのが郡上流。

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郡上おどりはもちろん生ライブ。
3時間の長丁場を、ベテランの唄い手&演奏で盛り上げます。
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さて、この郡上おどり。
何百年と郡上の地に伝わる風物詩ですが、その発祥は江戸時代とも言われています。
当時のお殿様が民をまとめるために奨励したとか、施政の不満を抑えるためだとか、色々な民謡や念仏踊りが融合して伝えられ、そしてアレンジされ続けてきました。
お盆の期間は身分フリーの無礼講フェス、民奨励のダンスイベントでありながら、あまりの盛り上がりっぷりにどうもお城(郡上八幡城)のお侍さんもこっそり参加していたらしく、1820年の「城番年中行事」という触書には「家臣及びその家族は踊り禁止」という文言まであったとの事。

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身分を隠してまでしても踊りたい踊りがある…


また、太平洋戦争時のギチギチの監視下でも毎年8月15日にはお上の許しが出て開催されておりましたが、何と終戦日の昭和20年の8月15日も踊り決行
公的な自粛ムードの中、自然発生的に広がる踊りの輪。

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英霊にあやかってまでも踊りたい踊りがある…
まさに踊りロック魂。



同じく日本三大盆踊りで、専門の踊り子さんの美しい踊りを脇で観覧する「秋田の西馬音内盆踊り」や「徳島の阿波踊り」とは決定的に違うところが、つまりは全員参加というところ。
老いも若きも男も女も、一体感あるコール&レスポンスが勢いあって熱い!

この日のセットリストは、「かわさき」「春駒」「三百」「げんげんばらばら」といった定番曲を中心に、実は初体験だった「猫の子」など数曲をループ。

「猫の子」は本当に面白い!
猫っぽいしなやかでトリッキーな動きと「にゃお〜ん」の掛け声、踊りっぷりも初心者ガチガチな私は一番外の列でナゾの猫踊り(?)に…。

(郡上おどりのイイところは、踊り列への参入や離脱がフリーなところ。疲れたら列を抜けて休憩や食事してもいいですし、復帰すればガンガンと列に食い込んでもいい感じです。踊り初心者は外側の列で、内側のマスターさんの踊りを見ながらチャレンジできるのでペース配分がしやすく助かります〜)

そして、郡上おどりきってのキラーチューンと言えば「春駒」。
アッパービートの春駒も二順目以降にはさらにヒートアップ…!
参加者の盛り上がりも最高潮、唄い手さんのノリノリっぷりもヒートアップし、オイ!オイ!とコールの振りも熱気を帯びてまいりました!

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夏の期間の毎週末に開催される郡上おどり、お盆の期間は最強に盛り上がる「徹夜おどり」が開催されます。
文字通り夜を越えて朝方5時まで踊り続けるという本当にガチなイベント、通常開催日にしか郡上おどりに参加した事がない私ですが、いつか行ってみたいですね…(体力勝負)

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踊り終了後、帰りは奥美濃の山々を高速道路で飛ばして帰宅!
日帰りで郡上おどりにふらっと参加、このさっくり感なら徹夜踊りも挑めそうですね!

帰宅後、バテバテで着の身着のまま寝落ちしておりましたが…(体力勝負とは)



郡上おどりコラム、最後までお読み頂きありがとうございました!




posted by スミ at 22:21 | Comment(0) | コラム